アジアン・ビューティ

夜遅く、アジアン・ビューティチャン・ツィイー
の「初恋のきた道」を観たです。
うーん、綺麗な映画です。
チャン・ツィイーだけが、綺麗なんじゃなくて、
映像自体も美しい。
米国産のけばい色じゃなくて、ホント大自然の色。
でもね、そういう美っていうのは、人間にとっては、
過酷なものだそうで、髪が白く凍っているチャン・ツィイー
寒そうだった。
このへんだと、飯能の山で、みた
柿の色なんかにそれを感じました。
現在の、息子が帰ってきた部分の白黒映像と
初恋の頃の鮮やかな色の映像との使い分けもよかった。
センセが,初めて主人公に気がつくシーンは、
何回も巻き戻してみました。
このカメラいいですねー。
すごく、主観的な表現。エキサイティングと思った。
ただ、あまりに、人気になりすぎて
この映画、批判をしにくい雰囲気があるんですよね。
って、私が、すれてるだけか?
ちょっと、気になったのが、
料理のことなんだけど、
お料理好きの女性、(もしくは、男性)って、
ちょっと、押し付けがましいところがあるようが気がするんですよ。
例えて言えば、食べている間ずっと、
「おいしい?おいしい?」
って、きいているような。
言わなくても、それに近いプレッシャーがあるっていうか。
この映画でも、この主人公が、
料理の説明をするところがあって、最初の日からずっと
献立を覚えていて、若いセンセにきくシーンがあるんだけど、
「何を食べた?」
って。
センセは、それに答えられなかった。
もし、この監督が、そういうことまで、考えて
演出してるとしたら?
けっこう、ぶりっ子にみえて、やるなーと思った。
・・・・
ま、私がすれてるだけか?
(たんにみんなと同じようなことを書きたくないてだけでしたー)