具象化した夢

風邪のウィルスが、具象化したと思えるような
夢を見てた。
ジャガイモのかたまりのような、顔のような物体が
浮遊している。
舞台は、縁側があって、ガラス戸がある田舎風の家。
庭には、お茶だか、桑だか、背の低い木の畑がある。
そっから、その顔の固まりみたいな物体はきて、
私の右腕にガップリ、食いついてる。
それの口をこじあけて、
なぜか、いつの間にかいる、かたわらのばーちゃんに
薬を流し込んでもらって、
庭の、お茶だか、桑だかの畑に投げ込む。
そしたら、その畑の方角から、ふわふわと
光がとんできて、
それはすぐに、あいつだと分かったから、
「窓しめて!」
みたいなことを行って、縁側のガラス戸を
あわててしめると、その光は、縁側に落ちた。
「これだよ・・・。」
手にした、ソレは、ゴム風船がしぼんだようになっていた。
目と口の痕跡だけが、暗い穴になっている。
この話しをしたら、
「ウケるー、ホントに戦ってるんだー。」
なんて、笑われた。
お医者の薬がきいたせいか、だいぶ、よくなってきました。