「中陰の花」

昨日の午後から、なんのきなしに読み始めた本。
これが、面白い。
玄侑宗久って、現役僧侶にして、芥川賞作家の本です。
死んだらどうなるの?って話し。
中有とか中陰というのは、この世とあの世の中間ってこと。
仏教では、死んだ後のコトの説明には
基本的に、質量不滅の法則で考えているらしい。
たとえば、コップの水が蒸発する。
そうすると水蒸気は、しばらくは
このへんにある。
この状態が、中有とか中陰の状態だというんですね。
以前読んだ、立花隆さんの「臨死体験」も面白かったけど、
それと一致するものも感じた。
人間に関しては、例えば、
整体とか、医学とか、化学とか
そういう領域以外のものもあるかもしれない、
と、ぼんやり思った。